いきなりネイティブ?
日本人が英語ができない原因の一つとして、完璧を求めすぎることがあると思います。
つまり、やる限りはネイティブスピーカー並になるところがゴールだと。
けど、到底無理そう・・・
でもちょっと待ってください。
ランニングを始めました。
いつかはフルマラソン完走して、サブ4(4時間以内の完走)、サブ3(3時間以内の完走)を目指します!
って言ったものの・・・。
30分も走れない、10キロすら走れない・・・
向いてないか、と諦める。
日本人の英語もそんな感じなのかもしれません。
目標が高いというか、途中の段階のちょっと恥ずかしいくらいの経過を見られたくない。
出来上がるまで表に出したくない・・・
みたいな感じでしょうか?
ランニングで言えば、傍から見たら歩いているような、ちょっと格好悪いような、ゆっくりとしたペースからでもいい、とにかく動くこと。
走るということを習慣にしていく事。
そういったことが何よりも大切なのです。
ペースを上げたり、距離を延ばしたりというのは、習慣化からの次のステップなのです。
最も大切なことは継続することであり、中途半端な格好悪い状態のものでも小出し小出しにしていく事が必要です。
英語学習でも同じです。
いきなりネイティブ級はありえません。
会話をしている相手の言うことが全て母国語のように聞き取れたり、考えていることが全て母国語のように自然に口から出てくるなんてところにたどり着くまでには、どれだけ聞き取れない言葉を聞き取ろうと努力し、どれだけ言葉にならない思いを言葉にしようと努力しなければいけないか。
努力という言葉が適切かどうかはわかりません。
とはいえ、とにかく未完成のままどんどん表に出していき、少しずつレベルを上げていく。
それしかないのです。
だから、いきなりネイティブを目指したりなんかして、挫折をしないでください。